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ヒガシクロサイ 3世代


サイ


安佐動物公園には、現在、4頭のヒガシクロサイが暮らしていました。
ヘイルストーン(オス/26歳)と、写真の母サキ(24歳)と娘ニコ(1歳)と、サキの母、ハナ(推定51歳)。
ニコは、2016年8月13日生まれの、1歳2ヶ月。
タイミングよく、授乳シーンに遭遇しました。
クロサイの授乳期間は、1歳半くらいまでと記す物がありましたが、
滞在時間が短い間に、見られるのは、幸運だったと思います。


並ぶ


1歳2ヶ月で、ここまで成長するのですから、早いですね。
クロサイは、5~7歳くらいまでは、身体が大きくなり続けるそうです。
角も、大きく長く成長を続けるそうですが、性成熟を迎える5~6歳くらいからは、
大きな変化はなくなるそうです。


第2クロサイ


高齢となり、繁殖の一線から退いたハナは、
娘たちとは離れた場所にある「第2クロサイ舎」で暮らしています。
ここは、展示目的の施設ではないので、近くまで会いに行くことは出来ません。
のんびりと余生を過ごせる場所になっているのでしょう。


歩く


左肩に、窪んだ箇所が見えます。


傷口


傷痕からは、今も血が滲むことがあるそうです。


ハナ


ハナは、野生個体なので、誕生日がわかりませんが、
来園した1971年7月14日を、5歳の誕生日としたそうです。
現在、推定51歳。
世界のクロサイの長寿記録は、49歳だそうですから、現在、おそらくハナが世界最高齢。
10頭の繁殖を記録し、世界中に、60頭以上の子孫が存在しているそう。
素晴らしいクロサイに、出会ってしまいました。(^^)



11月7日(火)の様子です。




コメント

  1. ココラバ より:

    数年前に何度か訪れた安佐動物園、とても懐かしいです。
    繁殖実績の資料や飼育員さん手作りの読みものがいくつもあったりと、時間が足りなくて困ってしまうぐらい印象的な動物園でした。
    偉大なハナさんの姿を見せていただきありがとうございます。
    今も続く密猟の闇を伝えていかなくてはいけないですね。
    日本でのサイの未来が明るいものでありますように…

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