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心の目



デヘ


円山動物園には、愛嬌のあるゼニガタアザラシ、ミサキ(オス)がいます。
昨年の冬、夏には、プールの外に出てお散歩を披露してくれていました。


襟裳


ミサキは、襟裳岬出身。
襟裳岬では、たくさんのゼニガタアザラシが生息していることでも、有名です。
7月


12月


暮れ近くに、ミサキを観ると、いつも目をつぶって、じーーっとしていることが多かったのです。
元々、じっとしてる姿は多いのですが、ちょっと頻繁な気がしてました。
片目


最近ようやく、泳いでる姿を観られて、よかったなあと思って、顔を見ると。
向かって右側の目が真っ赤。
伺うと、残念なことに、見えなくなってしまったようです。
実は、向かって左側の目は今までも見えない状態でした。
じっとしていたのは、多分、痛みがあったせいではないかということです。
その時は、当然食欲も落ちます。
見上げ


今は、その痛みはなくなったのか、泳いだり、食べたりしているそうです。
給餌の際は、呼びかけて、近くに餌をあげたりしているそうです。
私も、小さな声で名前を呼んでみます。
一生懸命、声のする方を見ようとしてきます。
人なつこくて、愛らしい姿は、変わらずです。
サル


ニホンザルの中でも、べろ太という盲目のサルがいるそうです。
100匹近くいるサル、全員に、名前がありますが、飼育員さんは、もちろん把握されてます。
教えてもらったとしても、きっと私には覚えられないです。
動物界も、パッと観ただけでは分からないことがたくさんありますね。
       密かに頑張ってる動物達にポチッ!

コメント

  1. ボコ より:

    えええ~!ミサキくん、目が悪かったんですね。。。
    去年の夜間開放の時に愛らしい姿を間近で
    見ていただけに残念ですが、これからも元気で
    暮らして欲しいですね!

  2. ふたば より:

    切ないお話です。
    言葉を話せない動物たちだから、
    その強さも感じます。
    やさしい飼育員さん達が見守る目もまた心の目なのでしよう。
    自然界では多分生き延びることは難しいのでしょうから
    動物園の中で暮らす生涯が幸せであって欲しいものです。

  3. 北二十四条 より:

    と言う事は・・・全盲になってしまったのですか?
    自然界では命取りになるかもしれませんが、
    今後はのんびり動物園で暮らして欲しいと思います。
    ちなみに、アザラシ・カワウソなど水中哺乳類の多くは、
    弾性の強いヒゲを持っていて、ヒゲの振動を感知して、
    水中の様子を視力に頼らず、ある程度察知出来るそうです。
    円山のおサルさんは、顔に刺青?をしていた筈ですが、
    全頭は無理でも、数頭の顔写真を掲載してくれると、
    入園者でも個体識別出来る楽しみも出来そうですね。

  4. MAYU より:

    ボコさん
    なぜそうなるなどは、あまりよく分からないそうです。
    本人はどう感じているのでしょうね。
    やはり気の毒なのですが、これからもたくましく生きてほしいと思います。

  5. MAYU より:

    ふたばさん
    知らなければ、まったく気づかないことですよね。
    痛みがなくなった?ことがせめてもの救いでしょうか。

  6. MAYU より:

    北二十四条さん
    なってしまったようです。
    それでも、昨日も、となりのプールを覗く姿を見せてくれました。
    おとなりは、給餌の時間でした。(^▽^;)

  7. poo より:

    べろ太のことは25日の朝刊に大きく載ってますね
    どうやら虐められてはいないようなので良かったです。
     

  8. MAYU より:

    pooさん
    分からないところで、いろいろなものを
    背負っていたりしてますね。

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