夏から秋口にかけて、目を楽しませてくれていた円山動物園のタイタンビカス。成長が早く、ぐんぐん伸びて人の背丈を超えるほどになり、大輪の花を咲かせる印象的な花ですが、10月の寒さに触れるにつれ、少しずつ花が咲ききらなくなってきました。例年11月に初雪を迎える札幌ですが、初雪の便りが来る前に、冬越しの準備がされました。
円山動物園の正門横に植えられているタイタンビカスです。園内の類人猿館のリニューアル工事に伴い、この場所に移植されました。9月中はまだ暑い日も多く、たくさんの花を咲かせていました。
10月上旬もまだ咲いていましたが、日を追うごとに寒さが厳しくなり、最近では開ききらなくなっていたのが多かったです。
そして10月27日(水)に見たら、根元から15cmほどを残し、全てカットされていました。
株元には土が被せられ、周囲にはマグアンプKのような大粒の白い固形物が撒かれていたので、おそらく肥料かなと思います。こうしていずれ雪が降り積もり、冬越しとなるようです。また来春まで静かに眠ります。こうして見ると、1年の半分は休眠している感じですね。
コメント
こんにちは。タイタンビカスも冬準備されたんですね。
最近は、冬が静かに足音を立ててやって来る・・と感じます。
暗くて長ーい冬を思うとき、その向こうにこのタイタンビカスがある…とイメージして、やがて来る冬もがんばろー!!
この真っ赤な花を来年も。
もちろん、動物園にも足を運びますよー。