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開園再開前の円山動物園 ソーシャルディスタンスを動物園らしく表現


北海道は新型コロナの緊急事態を2回経験し、円山動物園は2回の臨時休園期間がありました。1度目の臨時休園明けにも、感染症予防の対策はいろいろ取られていましたが、2度目の今回は、さらに強化された対策でした。今回もまた、再開前の動物たちへの人馴れ訓練として、サポーター会員(道内)限定で入園が可能となり、再開直前の園内に訪問してきました。


今回は屋内施設とこども動物園が閉鎖されています。チンパンジーは屋外放飼場に植樹した樹木を安定させるために、屋外放飼を一時的に中止しているため、観られません。
レッサーパンダは、暑い日だと早めに屋内に収容されてしまい、屋内に入ったら観られなくなります。
ヒマラヤグマは、館内に入らないと見られないので、こちらも非展示扱い。


今回は、マスク未着用だと入園出来なくなりました
屋内の休憩スペースも閉鎖されているため、休憩出来るスペースがかなり限られています。芝生にも入れません、限られたベンチがあるだけ。「昼食等を持参してのご来園はご遠慮願います」というお願いもありました。


海獣舎跡地に芝生が張られ、そのエリアに間隔が空けられたテーブルと椅子が設置されましたので、ここなら飲食OK。雨の日やカンカン照りの日は、ちょっとキツそうです。


ベンチには間隔を空けてお座り下さいのサイン付き。


こども動物園は全面的に閉鎖。は虫類両生類館、熱帯鳥類館などの屋内施設も全て閉鎖。


一部の動物舎では、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を推奨するため、2メートルという数値を動物の体長で表現するサインが掲示されていました。ホッキョクグマの体長は約2メートルあるので、1ホッキョクグマ分、距離を空けましょうという意味。


シンリンオオカミの体長は約130センチあるので、1.5シンリンオオカミ分、距離を空けましょうという意味。


レッサーパンダの体長は約90cmだそうで(全長か?)、2レッサーパンダ分、距離を空けましょうという意味。


それじゃ、アジアゾウはどうかな?と思ったら、ホッキョクグマと同じ、1アジアゾウでした。体長が2mというと子どものゾウさんか。


とても暑かったせいもあり、リッキーは日陰で昼寝中。


ジェイも日陰で昼寝中。


デナリは屋内で休憩中。シニアダンディーズは、皆日陰で休んでいました。


アクバルは、メイン第2の方で、口を開けながら歩いていました。アムールトラとユキヒョウたちには、氷がプレゼントされていましたが、放置状態でした。


さすがアジアゾウ、28℃くらいでは、全然平気でいつも通り。


リラはスッキリボディ(換毛後)になり、色も汚れておらず、白くきれいな被毛でよく歩いていました。


ホッキョクグマ館内も閉鎖されました。そのため1階の水中トンネル、中2階からの水中も、2階のプール前も観覧不可となりました。いつまでこの状態が続くかわかりませんが、日差しを避ける場所がなく、真夏には屋外観覧通路は危険な温度になるため、注意が必要です。

馴致開園1日目(6月1日(月))は10:00~12:00まで。気温は28℃まで上がり、とても厳しい暑さとなり、マスク着用で過ごす厳しさを実感しました。暑くなりそうな日は、距離を取るためにも日傘があった方がいいかもしれませんね。

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