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旭山動物園ライオン舎に新しい設備・屋根と床暖

(Orito the Lion male, Age 6 , Asahiyama zoo , 2024.02.15)
2024年2月15日(木)、約ひと月ぶりに旭山動物園に訪問したところ、ライオン舎に新しい設備がお目見えしていました。

以前にもトタン?の庇(ひさし)が設置されていたり、すのこが置かれてはいたものの、壊れて(壊されて?)しまったのか、この冬は何もない状態でした。メスたちは雪の上で座ったり、ごろごろしていたものの、オリトは雪の上ではほとんど休まず、立って過ごしていたように見えた先月。

1月末〜2月上旬中、2回に分けて設置工事が行われ、この度さらにアップグレードされた暖房機能もある木製の台と、その上部に頑丈な造りの庇(ひさし)が完成していました。
驚いたことに、展示を休むことなく、いずれも閉園後に仕上げてしまったという段取りの良さ。

最初に設置されたのは木製の台。この中には家畜用のヒーターが内蔵されています。ヒーターとライオンの間に木があるので、暖かさは緩いかもしれませんが、木が乾いているところをみれば、そこそこ寒さは凌げるのでは?と想像します。これでオリト(左/6歳)もイオ(右/3歳)もゆっくり座って休むことが出来ます。
電気は、昼夜問わず終日通電されており、夜も積雪しないようになっているとのこと。

次に設置されたのは庇(ひさし)。傾斜がついており、観覧のガラスには影響しないような角度。

下から見上げると、庇の下側はこんな感じです。ライオンたちにすれば、突然現れた巨大な板が、浮かんでいるように見えるかもしれません。ビビるのもムリないと思います。まだ慣れないのか、時々見上げていました。

どうやら、まだ馴染めないのがフウ(左/メス/1歳)。

時々、上を見ながら庇の下に入るものの、すぐにビビって外に出てしまいます。怖いと感じるのは、各々違うものなので、フウのペースで慣れてくれればいいですね。

入れないけど、家族の傍で休むフウ。

ぴったりくっついて休む、オリト、イオ、レイ。床暖プラス家族のぬくもりで、寒い時間を乗り切ります。

冬の屋外でうたた寝出来るようになったイオ。木製の台は設置から2週間が経ちますが、それほど破壊されていないことにも驚きました。雪が溶けたら、この台はどうなるのでしょう?

5歳のリッキーに木製の台を出した時には、あっさりバキバキでした。久しぶりに5歳のリッキーの写真を見返しましたが、6歳のオリトに比べ、腹毛がウェービーで毛量が半端ないですね。

この日は、竹をもらっていたライオンたち。レッサーパンダからのお裾分けでしょうか。メスたちはよく食べていました。ライオンたちが草を食べるのは、消化を助けたり、吐き戻し(毛玉など)のためのようですが、案の定この後吐き戻していました。写真はレイ(メス/1歳)。

レイは相変わらず、運動神経バツグンで、ジャンプで壁の上によじ登っていました。返しやアクリル板がなければ、あっさり逸脱出来るライオンの力。

外国人観光客対応のサインも増えていました。冬のライオンの展示は、通常11時〜14時ごろを目安とされていましたが、床暖機能を設置後は、展示時間が長めのようで、閉園時間まで屋外に出ていたライオンたちでした。

2024年2月15日(木)の様子です。

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