(Light the Polar Bear, male 11 years old,Sapporo Maruyama Zoo, 2025.09.16)
2025年9月16日(火)
リラとララが9月10日(水)に放飼場を交替してから一週間が経ちました。ライト(写真/オス/11歳)は食事が終わりしばらくすると、元気にプールイン。ライトの泳ぐコースは、中2階前のガラス前でUターンして、小川の河口に向かうことが多いです。泳ぐスピードがとてもゆったりしているので、リラの時よりも、目的の場所に到達する時間が遅めです。のんびりした性格なのか?楽しんでいるのか?リラと同居したらどうなるのか?とても楽しみです。
ライトの屋外給餌の時間(10時30分)になりました。飼育員さんは餌がたくさん入ったバケツを持ち、放飼場のあちこちに隠して回ります。サバ・イワシ・肉・ブドウが見えました。
※屋外給餌の時間は決まっておらず、ホッキョクグマ館の館内放送で直前にお知らせが入ります。
現在、隣の獣舎(旧世界の熊館)にいるリラ(メス/10歳)は、放送が聞こえると少し反応する素振りをみせます。飼育員さんが餌を持って隠し始めると、ホッキョクグマ館方面を向いて、くんくんニオイを嗅いだりしていました。嗅覚が鋭いホッキョクグマですから、当然察知はしていることでしょう。
肉とブドウを食べるライト(オス/11歳)。小さめの餌はペロリと素早く食べてしまいます。
浮き球の中に入っているのか?まずニオイで確認しているライト。最近、給餌タイムになるとカラスの飛来数が多いのが困りもの。これはホッキョクグマだけではないようです。
来園当初に比べれば、餌探しを積極的にするようになってきており、飼育員さんもたくさんのフィーダーを用意されているようにも感じます。
プール内は、いつも1~3回くらい往復するライト。おもちゃに鼻先で触れる程度の行動は見せますが、未だおもちゃで遊ぶ様子は見たことがありません。
ガラス面を蹴ることもよくあります。肉球チェックの大チャンス。
年々壁のツタの域が広がってくる旧世界の熊館。今年のツタ面の広さは過去最高かも。
一部は色づき始めていますが、まだ9割以上が緑。リラがホッキョクグマ館へ戻る予定は10月中旬くらいだと思いますが、その頃にはどんな色に変わっているでしょう。
旧世界の熊館へ移動してきて一週間になりますが、堀に降りて往復する時間が少し増えてきました。
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