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窓や扉に謎の水滴が!やっと犯人がわかった


細い茎に赤い小花がたくさんついていて、線香花火のような可憐さのあるヒューケラです。この記事とは関係のない花の写真ですが、虫の写真が苦手な方もいるので、最初に載せました。この下には虫の写真が続きます。
例年このくらいの時期になると、玄関扉や窓ガラスにやたらと水滴が付いているのが気になっていました。鳥か?虫か?何者かが何かしているのだろうと、気になるけど気にしないようにしていました(笑)。この度、その水滴がつく瞬間に遭遇し、ようやく犯人がわかったので、その犯人の写真の載せます。


犯人はこちら。キバネセセリでした。玄関扉を開ける度に、パタパタと顔周りを飛ぶので、不快と言ったら不快です。耳の横でパタパタされるのが特にね。今までは、家に入ってしまわないよう気をつけることに集中していたので、あまり観察などしたこともなかったのですが、ちょっと姿をよく見てみようという気になりました。うわっ、毛深い。頭も肩も腹も羽も足も、ふっさふさです。だから耳の横でパタパタされる時の風音が尋常じゃないわけだ。
毛深さに感心していたら、そのうちお尻(腹の先端)から、結構な量の透明な液体をプチョッと出したのです。これだったのか〜


しかもその液体を触覚の部分で広げていきます。


セセリチョウには、吸い戻しという行動が見られるそうで、自分の腹から出した水分で、付いている養分を溶かして吸っているそうです。触覚でその水分を広げている様は、まるで左官の技のようです。ようやく謎が溶けてすっきりしました。この液体は、そのうち乾燥して消えますが、うっすらと白っぽく跡が残ります。

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