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ユキヒョウのコハク 浜松市動物園から円山動物園に来園 〈ユキヒョウ物語930〉


昨日、浜松市動物園を出発し、今朝開園前に、円山動物園に到着したユキヒョウのコハク(オス/11歳)は、環境に慣れるまでは非展示。しばらくは、今まで通り、シジム(写真)とアクバルのみの展示になりそうです。


無事到着したコハク。車から降ろされ、館内に運ばれるも、移送用の檻からは出てこないということ。ネコ科の皆さんは特に、慎重な個体が多いようすが、各園館の過去の情報からもわかります。最初は、ひとつひとつのステップに時間がかかりそうですね。ゆっくり慣れていってくれればいいなあと思う一方で、繁殖シーズンが年に1度しかないユキヒョウなので、今季の同居が出来ればいいなあと願う気持ちもあります。
シジムが来園した時も、本当に一歩一歩前進という感じでした。2011年12月14日に来園し、屋外デビューを果たしたのが、翌年3月29日だったという思い出もありますから、まあのんびり構えていた方が良さそうです。


コハクの異母兄であるアクバルは、コハクが来ていることには気づいているでしょうか?朝はサブ放飼場で、のんびりしていました。


朝のシジムも、いつも通り、高い場所で休んでいました。

12月11日(水)の休園日には、屋内寝室にあった産箱が、屋内展示場に移されていました。今後は屋内展示場を、シジムの寝室として使われるそうです。


アムールトラとの間も、可動式の目隠し扉が設置されました。
最近は、メイン放飼場と寝室を行き来自由にし、メイン展示はシジム、サブはアクバルになっています。
しばらくは継続される予定とのこと。


サブ放飼場で、隣と接触する恐れのある場所には、新たに板が設置されました。
コハク来園に伴い、あっという間に改修作業が進められました。


サブ放飼場の裏手では、アクバルのハズバンダリートレーニングが行われています。隙間から尻尾を外に出し、触れる訓練をしています。最終的には、尻尾から採血出来るのが目標。今日は、尻尾に鍵を押し当てる様子が見られました。(もしかしたら、すでに採血は出来ているのかもしれませんが・・)


シジムは木製の扉を開けて、飼育員さんから餌をもらいながらトレーニング中。ここでは檻から出た爪を切ることが出来そうです。


今日はアクバルの鳴き声を聞きました。コハクの声は聞いたことがないので、来年聞けたらいいですが・・


まずは、コハクが無事に到着できたことを、嬉しく思います。

コハク来園前の迎える準備の様子と、今朝の様子。アクバル・シジムのトレーニングの様子です。

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