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ユキヒョウ物語942 シジム出産準備で寒帯館閉鎖


8月24日(月)からしばらくの間、円山動物園の寒帯館屋内が閉鎖されます。(閉鎖は9月下旬ごろまでの予定) コハク(オス/12歳)との同居の末、交尾が確認され、シジム(メス/10歳)に妊娠の可能性があるため、出産に備えての対応です。写真はおなかに赤ちゃんがいるのか、いないのか、わかりませんが、元気に壁キックをしていた7月27日のシジムです。


寒帯館の出入り口2箇所に貼られたお知らせです。9月下旬ごろまでの予定とありますが、出産すれば当然さらに閉鎖期間は延長されます。
円山動物園の発表では、『もし、仮に妊娠している場合、最短では8月31日、最長では、9月末に出産する可能性も無くはないところです』とのこと。円山動物園HP 観覧についてのご案内


閉鎖前の寒帯館のユキヒョウ屋内展示場です。


昨年の12月から、シジムはこの屋内展示場を寝室として使用しており、産箱もこの場所に設置されています。そのため今年から寒帯館全体を閉鎖する必要があるわけです。最近は乾草も台の上に敷かれていました。


8月23日(日)の閉園時間のシジムです。ここからの観覧はしばらく出来ません。


閉鎖されていても、シジムが屋外に出ていれば、ガラス面から観覧は可能です。檻マスのメイン2放飼場は観覧可能。ちなみに屋内には目隠し用パーテーションが置かれていました。


今週は残暑が厳しいので、ユキヒョウたちも涼しい場所で休んでいることでしょう。

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