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円山動物園のアルダブラゾウガメ「キク」世界カメの日に行われた体重測定


5月23日は世界カメの日・・ということなど全く頭になく過ごしていたのです。これ本当の話なのですが、2日前にカメの夢を見たのです。どうしてカメの夢を見たのだろう?ヘビの夢は見たことがありますが、カメの夢は初めて・・だと思う。縁起が良いと言われるカメなので、悪い気はしないのですが、なぜ?という気持ちでいたところ、円山動物園の園内放送で「今日は世界カメの日でガイドが行われる」とあったので、もしかして聞けという暗示なのかもと、聞きに行きました。
人生って面白い(笑)。


円山動物園のは虫類・両生類館は、2011年4月23日にOPENした施設。新しくなってもう12年が過ぎました。入り口前の植え込みには、グンネラ・マニカタジャイアントススキが植えられていますが、5月の今はまだ背丈も小さい状態。夏を過ぎるころには強大化しています。


入り口からすぐ右手にあるのが、アルダブラゾウガメ舎。以前はウメちゃん、キクちゃんの2頭で暮らしていましたが、ウメが2016年9月18日に亡くなって以降はキク1頭で暮らしています。
カメはは虫類ですが、哺乳類的可愛さを感じることがあり、思い過ごしかもしれないけれど表情豊かに見えます。


普段の餌に、イチゴやオレンジも加えたちょっと特別メニューが用意されていました。
爬虫類用(草食タイプ)ペレット、小松菜、青梗菜、カルシウム・ビタミンを添加。今は園内に生えているタンポポやクローバーなどの野草を入れているそうです。
小松菜・青梗菜など人間が食べる野菜類は、人間用に柔らかく品種改良されており、動物たちには食物繊維が足りなくそうです。


もりもり食べるキクちゃん。イチゴを美味しそうに食べていました。カメには歯が有りませんが、くちばしのような口で食べ物をちぎるように食べていきます。噛む力は強いので、安易に手を近づけたら危険です。


こちらは東山動植物園のアルダブラゾウガメ。屋外で飼育されていて、頭数も多く、かなり近くで観られることもあり、見入ってしまう施設。岩の上に上がったりと、結構アクティブな行動を見せてくれるのです。甲羅が体の一部であることは理解していますが、つくづく不思議な体のつくりだなあと観てしまいます。


2億5千年前のカメの先祖は、お腹にしか甲羅がなかったそうで、長い年月をかけて背中も強靭な甲羅になるように進化してきたらしいです。2億5千年前のことをどうやって突き止めたのか、その研究者たちも凄い。
大きなオス個体だと300kgくらいのものも存在するというアルダブラゾウガメですが、もっと大きなリクガメがいるらしい。


それは世界最大級のリクガメと言われているガラパゴスゾウガメ。写真はロンドン動物園。隣で比較しないと大きさはわかりませんが、きっと個体にもよるでしょうね。
パッと見、ガラパゴス?アルダブラ?と見分けがつきませんが、よ〜く見ると・・・


アルダブラゾウガメの首の後ろにはリボンの結び目のような模様がありますが、ガラパゴスゾウガメにはありません。

世界カメの日ガイドの様子をギュッとまとめた動画です。
健康なご長寿さんなら200年くらいは生きるらしいので、キクちゃんは私よりも長く生きていくのでしょう。

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