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スズランの冬の姿

北海道では5月下旬ごろに可憐な花を見せてくれるスズラン。1960年(昭和35年)11月に、札幌市民の投票によって決められた『札幌の花』でもあります。花が咲いている時期は、たくさんの人に見られているスズランも、冬の姿は意外と知られていないのかもしれません。雪に埋もれてしまう直前 の今が、冬のスズランの姿を見るラストチャンスです。


7月下旬から8月上旬。花を終えたスズランが赤い実をつけるころ。


そして12月上旬。今のスズランです。葉は全て枯れて、茎の先端についた赤い実がわずかに残り、低温にあたり、フリーズドライ状態になっています。枯れていても、花柄がカーブしているところが、電燈みたいで面白いですね。数日後には全て雪に埋もれてしまい、そのまま冬を越し、春に雪が解けた頃には地上部はほとんど無くなっているはず。球根なので、植えっぱなしでそのまま春に芽を出します。来春がまた楽しみです。

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