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このホッキョクグマの足裏は誰だ?3


この足裏は誰シリーズ第3弾。もはや生き物ではありませんが、ホッキョクグマであることは間違いありません。


2023年3月16日(木)は横浜の野毛山動物園へ行ってきました。7年ぶりの訪問になります。
今年は桜の開花が早く、3月14日には東京、3月15日には横浜で桜の開花が観測されました。今回の旅行では、桜にはまだ早いかなとあまり期待していなかった分、桜を楽しめたことは幸運に思えました。


TOPの写真のホッキョクグマは、野毛山動物園内にある「しろくまの家」に展示されているホッキョクグマの足裏です。


野毛山動物園では、1999年までホッキョクグマを飼育されていました。最後に飼育されていたユキコ(メス)が亡くなって以降は、ホッキョクグマの飼育を断念し、その獣舎の一部を改修して展示施設として残されています。


実際に寝室部分に入ることが出来たり、飼育係の作業手順なども、わかりやすく展示されています。
7年前から展示内容はグレードアップされていました。


生きたホッキョクグマはいませんが、オブジェは置かれているので、想像力を働かせることは出来ます。


産室のスペースも作られていました。過去には、生育には至らなかったものの、出産したこともあったそうですので、この場所だったのかなあと思います。


屋外の放飼場には母子の像も置かれています。今では専ら人間の子どもたちがこの像に乗っては遊んだり写真を撮ったりしているようです。

堀(モート)の説明書き。


水深は約2メートルだそうですが、そんなに広くはなさそうなプールでした。堀に水が入ればなかなかの広さと深さかなあと思います。


高い段差のある屋外放飼場で、まさに昭和スタイルのホッキョクグマ放飼場です。ここで暮らしたホッキョクグマたちは、こんな横浜の風景を見ながら暮らしていたんだなあと体感することが出来ます。
ホッキョクグマが居なくなったら、他の動物を入居させたり、獣舎を建て直す選択肢もありうる中、こうしてホッキョクグマのオブジェを置いて、歴史の一端を感じてもらう施設を活用するというスタイルも、充分啓蒙活動につながる気がします。


床にごろごろするこぐまのホッキョクグマの像も、なかなかリアルで面白いですね。


インドライオンのラージャーくんは15歳。立派に成長していますね。また会えて嬉しいです。


暖かい日差しを受けながら、枯れ葉が敷き詰められた場所で、ゆったりと休んでいました。

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野毛山動物園は、今も変わらず入園料無料の動物園。日中は親子連れなども多く、のんびりと過ごせる動物園ですね。

コメント

  1. polarbearologist より:

    mayu さん、この野毛山動物園では過去にホッキョクグマが6頭誕生しています(成育はしていませんが)。以下を御参照下さい。

    「よこはま動物園(野毛山動物園 & ズーラシア)の苦闘の繁殖記録 ~ 健闘の野毛山動物園、不毛なズーラシア」
    https://urspolar.exblog.jp/240584451/

    「横浜市・野毛山動物園で繁殖を担った初代ペア、1964年のシロキチ(Shirokichi 1959~1972) とユキ (Yuki 1959~1975) の姿」
    https://urspolar.exblog.jp/241425400/

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