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ペリダイザのジャイアントパンダ 好好(ハオハオ)と星徽(シンフイ)

ベルギーにあるペリダイザ(Pairi Daiza)は75ヘクタール(東京ドームの約16個分)という広大な敷地を持つ、テーマパーク型動物園。世界を9つのエリアに分けて、それぞれの地域を表す建築物や名所などが建てられ、その地域に生息する動物たちが展示されているので、動物園を一周すれば、世界一周するような体感が出来るというコンセプトの動物園です。動物の展示だけでなく、水族館もあったり、恐竜がたちが生きているように動いたり、子どもたちが遊べる遊具施設があったり、蒸気機関車が走ったり、動物の近くで宿泊出来たりと、盛りだくさん過ぎる内容なので、おそらく1日ではまわりきれないと思います。私は事前に宿泊の予約を取り、2日かけてまわりましたが、それでも観られなかった動物や、行けなかった場所があります。生き物は、広くても狭くてもタイミングが全てです。今回の記事は、「MIDDLE KINGDOM」エリアに展示されていた、2頭のジャイアントパンダのご紹介です。

中国とベルギー両国の友好の使者として、2014年2月23日にペリダイザにやってきたジャイアントパンダは、オスの星徽( Xing Hui、シン フイ)とメスの好好(Hao Hao、ハオ ハオ)。

ジャイアントパンダ オス 星徽 (Xing Hui、シン フイ)
2009年7月22日 中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で誕生
2011年9月21日 上海野生動物園へ移動
2014年2月23日 ペリダイザ動物公園へ移動
王子動物園のタンタンは大叔母にあたるそう。

ジャイアントパンダ メス 好好(Hao Hao、ハオ ハオ)
2009年7月7日 中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地で誕生
2010年10月28日 広州番禺香江野生動物園へ移動
2014年2月23日 ペリダイザ動物公園へ移動
2016年6月2日 天宝(Tian Bao、ティエンバオ)(オス)を出産
2019年8月8日 宝弟(Bao Di、バイディ)(オス)と宝妹(Bao Mei、バオメイ)(メス)の双子を出産
子ども3頭は2024年12月10日に中国に返還。(四川省雅安市にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地へ)

ハオハオは、上野動物園で暮らしていたリーリーの妹だそうです。

屋内外は出入り自由になっていて、それぞれ好きな場所で休んでいました。(手前がハオハオ、奥がシンフイ)
昨年末までは、3頭の子どもがいたので、パンダ5頭はどのように展示されていたのでしょうね。パンダだけが特別に人気エリアとなっている日本とは違い、どのエリアにも観覧者は多くみられ、同時にゆっくり観られる空間となっていました。

パンダの個体表示。
ベルギーで初めてパンダを誕生させた、シンフイとハオハオの功績は大きいでしょう。
そしていつか、この子たちもベルギーから中国へ帰ることになるのでしょう。

2025年5月19日撮影。

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