
この冬は野鳥撮影にも少し力を注いでいました。行けば大抵観られる動物園の生き物と違い、いつ頃どの辺りに現れるのか?どんな生態なのか?ある程度の情報や知識がないと、出会うのは難しい野生の生き物。どれだけ辛抱強くなれるかなど、精神修行にも繋がります。せっかく自然豊かな土地に住んでいるのだから、身近にどんな生き物が暮らしているのか、写真で捉えてみたくなった今日この頃です。先月初めて出会った野鳥はヤマセミ。

ザックリとした情報は得ていましたが、具体的なポイントなどは知らず、とりあえず彷徨っていたところ、川辺に舞い降りました。非常に幸運だったと思います。この個体はヤマセミのメス。
枝に留まったまま、あまり動くことはなく、時々顔の向きが変わったりする程度。

体を伸ばすように、羽を動かし、口も大きく開けました。下嘴に舌のような、返しのようなものが見えます。正面から見たら別な生き物みたいな姿です。
普段の野鳥撮影なら、程なく飛び去ってしまうので、そこで撮影終了となるわけですが、このヤマセミはずっと留まっていたので、この後どうするのか?興味が湧いてきてしまいました。

微妙に体が動き、川面の方へ顔を向けたと思ったら、素早く飛び降りていきました。
野生のカワセミすら見たことはないので、どのような動きをするのか検討もつかず、ひたすらにシャッターをきっていただけ。ホバリングもしていました。

本当に一瞬で魚を捉え、咥えた状態で岩の上に留まりました。

魚の頭を抑えた状態で・・

ペシッ!魚を岩に叩きつけて締める。(え〜そんなことするの?)

締めてから、頭から飲み込みます。

魚を飲み込む際、下嘴にあるあの返し部分がまた見えました。

食べたあとは、再び枝に戻り、次の獲物が来るのを待っているようでした。
今回はビギナーズラックというヤツでしょうか、初めて出会ったにも関わらず、魚捕りまで観ることが出来ました。
頑張って生きてる姿は、やはり感動的です。またどこかで出会えたらいいなあと思います。
しかしながら、野生動物の撮影は本当に難しく大変ですね。


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