
ストックホルム滞在中に訪れたのは、スウェーデンを代表する観光スポットのひとつ、野外博物館「スカンセン(Skansen)」です。
世界初の野外博物館として知られるスカンセンは、スウェーデン各地の伝統的な建物や昔ながらの暮らし、文化に触れることができる場所。そして、敷地内には北欧の動物たちに出会えるスカンセン動物園もあります。訪問した日は、ちょうどハロウィンイベントが開催されていました。
いつもの北欧らしい風景に、魔女やハロウィンの装飾が加わり、入園料はハロウィン価格でお高くなっていました・・・秋のスカンセンを楽しみながら、動物園を目指し散策してきました。

園内を歩いていると、目に留まったのがこちらの可愛らしいパン屋さん。映画『魔女の宅急便』のモデルになった場所のひとつとも言われている建物です。ヨーロッパらしい木造の建物と、どこか懐かしさを感じる佇まい。まるで映画の世界に入り込んだような気分になります。
昔ながらの建物が自然に残されているのも、スカンセンならではの魅力。

竹箒と魔女!? ユニークでハロウィンらしいオブジェもありました。
ただの飾りかと思ったら、夕方からこの場所で子どもたちの楽しいイベントが行われており、どうやら伝統的なもののようです。

動物園エリアにやってきました。
ひときわ多くの子どもたちが集まっている場所がありました。
その視線の先には、一体何がいるのでしょうか……。

ええっ!! 何?

手も見える。
こんな水中の生き物いたっけ??

正体は、グレイシール!
日本ではハイイロアザラシと呼ばれる種類です。
スウェーデンを含む北大西洋やバルト海周辺に生息するアザラシで、スカンセンではこうした北欧の野生動物を間近に観察することができます。顔を出したり、水面から手を見せたりする姿は、まるでこちらの様子をうかがっているかのよう。子どもたちが集まっていたのも納得です。

こちらは別なアザラシプール。ゼニガタアザラシです。
実はこの場所に、以前ホッキョクグマが複数頭暮らしていたといいます。
昔ホッキョクグマが飼育されていて、今は形を変えて別な動物が飼育されている、そういう園館は増えつつあるのかな?と思います。
ホッキョクグマ好きとしては、昔ここで暮らしていたクマたちの姿にも思いを馳せてしまいます。スカンセンでは、現在の動物たちだけでなく、動物園の歴史を感じられる場所にも出会うことができました。

続いて訪れたのは、ヒグマの放飼場。岩場や木々のある広い展示場で、北欧の野生動物らしい迫力を感じます。とても広い放飼場が、寝室を挟んで2箇所あり、寝室にも出入り自由な状態でした。

広〜い放飼場で暮らしていたのは3頭のヒグマ。オス2メス1の兄弟のようですが、個体名は伏せられているようでした。仲良さそうに暮らしていました。

こんな可愛らしい木彫りのクマもいました。
当然、子どもたちが乗って遊びます。

ヨーロッパに来ると、オオヤマネコの放飼場の広さには、ただただ驚くばかりなのですが、スカンセン動物園もまたとても広く、円山動物園のホッキョクグマ館を遥かに超える広さの場所で、オオヤマネコが3頭くらい?暮らしてました。今回は初めて、オオヤマネコが10メートル以上はある大木の上に登った姿を見ました。これが本来の姿なのだろうと、この瞬間を見られたことを嬉しく思いました。

日暮れ時、スカンセンの高台からストックホルムの街並みを見下ろすと、
絵葉書で見るような景色が、目の前に広がっていました。

ハロウィンイベントはこれからが盛り上がる時間帯。子どもたちが主役になるような、楽しいイベントやコンサートも始まりました。ディスコで流れてくる曲はどこかABBAチックで、そんなところもスウェーデンを感じられ、とても楽しかったです。





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